簿記2級に受かりました

簿記2級に受かったので記録

 

 総勉強期間:200時間

  簿記2級1回目:合格(78点)

 

3級に比べて2級は範囲がぐんと広くなってキツかったけど

3級よりもより深くより幅広く会計の知識が身についたと思います。

やっぱり簿記は楽しくてバランスが取れてて綺麗ですよね。

 

とはいえ、覚えても覚えても忘れていくポンコツ脳みそを殴りつつ

ひーひー言いながら合格したのでそんな記録を振り返ってみます

 

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教材学習 119時間

今回も3級の時にお世話になったクレアールを受講することを選択。

キャンペーン価格で2級で34,450円。動画教材は1年間見放題。

3級に受かってから熱が冷めないうちにすぐに申込をしました。

 

 

届いた教材は3級と変わらず以下の構成です。

 

ただし、2級から「商業簿記」「工業簿記」と教科が分かれており

ボリューム感は3級の2倍の量。届いたテキストの量に圧倒されました・・・。

 

 ・講義ノート(商業/工業)

 ・問題集(商業/工業)

 ・テキストブック(商業/工業)

 ・過去問題集

 

これを倒すのか・・。

いや、取ると決めたんだから頑張るぞ・・。と気合を入れなおす。

 

 


2級簿記の勉強の進め方は人それぞれで

いろんな合格記を読むと主にどちらかのパターンで進める人が多い印象でした。

 『商業もしくは工業、片方づつを一気に片付けているスタイル』

 『商業と工業を同時に少しづつ片付けていくスタイル』

 

 

どう進めるかさんざん悩みました。

(計画は始める前にしっかり立てたい派)

 

またいろんな人のブログから、

せっかく今3級の商業簿記の知識が頭にあるのに

工業簿記だけ進めてしまうと、ブランク期間ができてしまい

商業簿記の記憶が薄れてしまう。ということが書かれていたため

商業簿記と工業簿記を同時に学習するスタイルで進めることにしました。

 

 

とはいっても1講義づつ交互にやるのも非効率なので

 商業簿記「テキスト:有価証券①②③④」

   ↓

 商業簿記「問題集:有価証券」

   ↓

 工業簿記「テキスト:製造間接費1,2,3,4」

   ↓

 工業簿記「問題集:製造間接費」

   ↓

 ・・・

と、講義内容の塊ごとに進めていくスタイルで進めました。

 

 

だいたい1日の勉強時間を1時間半でとって、

その中で講義動画を1.5倍速~1.75倍速で視聴を進めていきました。

 

 

で、2か月経ったころに気づきます。

最初の時期の内容を覚えていない・・・。

 

そりゃそうですよね、ボリュームが多いということは勉強期間も長い。

勉強期間が長いということは、最初の時期の記憶もどんどん薄くなっていきます。

これはまずいと焦った私は、短期集中だ!とペースアップで

とにかく講義内容を1回聞き終えることを目標に進めて進めていきました。

ようやく商業簿記と工業簿記、テキストと問題集が完了したのは

開始から約4か月後のことでした。。

 

 

 

過去問 38時間

さてようやく問題を解いてみようかなっとクレアールの過去問を解いてみて愕然。

分かってはいたけど、やっぱりちゃんと理解できていないことが多い・・・

ほぼ正解0でとても焦ります。

 

4か月かけて学んだことが頭に全く残っていないこともショックでした。

ちゃんと勉強してたけど、勉強してる気になってただけなのかな・・と。

 

 

ここでちょっと挫折しそうになりました。

いまからまた最初から動画を見るほど気力は残ってなくて

気づけばもともと受験目標だった月になってしまっていたため

ここからどう修正するべきか悩みます。

 

いや、でもここで諦めたらそれこそ4か月無駄になってしまうのと

合格できてる人がいるんだから私にもできない理由はないはず。と

気を取り直して軌道修正を考えます。

 

特に2級からの工業簿記が全然理解できていないことが分かったので

Youtubeの簿記動画をみてさっくり復習しました。

 

 

ここは、商業簿記と工業簿記を並列に進めてきた影響で

工業簿記のそれぞれの単元が理解できていても、単元ごとのつながりが

把握できていなかったことに気付き、そこを中心に全体像を抑えることに

注力しました。

 

 

あとは、過去問解いて分からなかった部分は

講義内容に戻って「なぜそうなるのか」を繰り返し理解するように進めました。

地道ですがこれが近道と信じて愚直に。

 

 

サンプル模試 43時間

クレアールの模試も解き終わってしまったため、

残るは3級受験期間中でもお世話になった、世の中に転がっている

模試のサンプル問題を片っ端から解く作業に入ります。

 

だいたいの試験時間の時間配分と問題を解く順番もここで決めます

 ・試験時間の時間配分の感覚

    第1問はざっくり10分以内

    第2問はざっくり20~30分以内

    第3問はざっくり30分以内

    第4問第5問はあわせてざっくり20分~30分以内目標

 ・問題を解く順番は 第1問 ⇒ 第4問 ⇒ 第5問 ⇒ 第2問 ⇒ 第3問

 ・ただし連結会計が出たら後回しする

 ・全部を解こうとせず部分点狙いで確実に点を重ねる

 ・試験中は落ち着く

 

模試を何度実施しても70点の合格ラインには達することはなく・・・

でも、挫折しかけた時期に比べるとそこそこ解ける状態にはなってて

あとはケアレスミス等がなければ・・というところまで整えられました。

 

自信がつくまで待ってたら年末になっちゃうから

ここらでどのくらいの実力なのか試験を受けてみよう!

不合格覚悟でやってみよう!とようやく重い腰を上げて試験申し込み完了・・。

 

 

 

★試験(CBT受験)

受験。なんと合格・・・!

 

 第1問:商業仕分け

     5問されど5問。

     ここは確実に点を取っておきたいところでしたが

     あれ・・これなんだっけ・・これでいいんだっけ・・と

     テスト中は自信が持てない部分が多々あり。

     時間は目標の10分を守れててGOOD

 第4問(1):工業仕分け

     材料副費の扱いで悩み。

     模試で引っかかった部分で、復習したくせに

     その内容を忘れてるなんて本当にトリ頭で涙

 第4問(2):標準原価計算

     あれ?という部分が多く、自信がない数字になってしまった。

     この時点で「あ、落ちたな」と思った。もうこうなればヤケで

     書くしかないと出た数字を書いてひとまず進む

 第5問:標準原価計算

     むずかしい・・・

     が、計算した数字をここもひとまず記載する。

     時間ペース配分は良好

 第3問:損益計算書

     ここで点数を稼ぐぞ。と進める。

     仕分けの下書きをせずに脳内で仕分けして

     損益計算書に書けるようになったのは大きかったです。

 第2問:連結会計

     後回しにした連結会計

     時間も45分残ってて余裕をもって解くことができました。

     直前の模試問題で似たような部分を解いて復習したばかり

     だったことも功を奏して、いい感じに埋められた。

 あとは残りの15分を見直しにあてました。

 

 ここでマイナスの付け忘れや仕分けの凡ミスをカバー

 最後の最後で問5が盛大に間違えていることに気付いて慌てて解きなおして

 残り5秒(これは本当)ですべて解き終わりました。

 

まさか1発合格できると思っていなかったことと

3級は1発合格できずに悔しかった思いがあったので今回「合格」の文字が出て

「えっ」とつい声が出てしまいました。

 

試験中は全然手は震えなかったのに今になって震えてくるという謎笑

でも、勉強途中も試験中も最後まであきらめなくて本当によかった。

 

勉強頑張れた自分にちょっと自信が持てました。

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3級を合わせるとほぼ1年簿記の勉強をしていたので

合格はうれしいけど、勉強する内容がなくなっちゃったことが少し寂しく・・・

 

簿記1級、どうする?めざす?どうする?

ひとまず次はFPを受けようと思います。

 


そしてテストセンターはめちゃくちゃおすすめ。

ただ、入力キーに「00」のキーがないので、桁が多いと0の入力が大変です。

あと結果がすぐにわかるのがいいよね。次の目標に移りやすいから好きです。

 

簿記1級どうしようかな~